まずはおおまかな相場を知ろう

手持ちの土地を売却するにあたり、いきなり近所の不動産屋さんに飛び込むのはあまり賢い行動とは言えません。

 

なぜなら何も知らずに査定を依頼すると、不動産屋さんが提示してきた価格が妥当なのかどうか判断できないからです。

 

ですので、まずはあなたの土地がいくらくらいで売却できそうなのか、ネットでおおまかな相場をつかみましょう。

 

おおまかな不動産の相場をつかむための方法としてはいくつかあります。

  • REINS(国土交通省が指定した流通機構が管理する不動産情報システム)
  • 国土交通省「土地総合情報システム」
  • その他(goo不動産など)

この中で使い勝手が良いのが、国土交通省による「土地総合情報システム」です。こちらは細かく条件を指定して情報を見ることができるので、あなたが売りたいと思っている土地付近の情報もきっと見つかることでしょう。簡単に出来ますので、ぜひ実際にやってみてください。

より実態に近い売却見込額を知るためには

土地総合情報システムである程度の相場がつかめましたら、より正確な金額を知りたくなったのではないでしょうか。

 

しかし、専門家の助けを借りずにこれ以上の詳しい金額を知ることは難しいです。

 

そこで、不動産屋さんを探すことが必要になるわけですが、自分の土地は出来るだけ高い価格で売りたいですよね。

 

何でもそうですが、より高い価格で買ってもらうために必要なのは、買い手に競争させることです。

 

その時に利用すべきなのは、「一括見積りサービス」です。引越し業者を探す時や、車の売却査定などではおなじみのサービスですが、土地や住宅などの売却にも同様のサービスが存在します。

 

例えばスマイスターの不動産売却サービスなら全国対応していますし、700社もの業者からあなたに合ったところを最大で6社同時に見積もってもらえます。

 

不動産屋も大手がいいと思うかもしれませんが、地域によっては地元密着で商売をしているところの方が良い仕事をしてくれることもあります。そういう意味も含めて、あなたに「合った」不動産屋さんを選定した上で見積りを取ってくれるので、より良い取引が出来ます。

 

「仲介(媒介)」と「買取」は違う

土地を売るために不動産屋さんに依頼をすると言っても、2つの種類があります。

 

1つは不動産屋さんに「仲介」を依頼することです。厳密には「媒介」と言います。この場合、最終的な買い手はあなたと同じ、一般の人であることが大半です。

 

もう1つは不動産屋さんに「買取」を依頼することです。不動産屋さんが直接、あなたの土地を買い取るわけです。

 

通常、できるだけ高く土地を売却する場合は「媒介」を選びます。買取を選ぶ人は、借金の返済などが目的で、出来るだけ早く土地を売りたいようなケースです。

 

売り手が急いでいれば足元を見られ、売値は一般的に安くなってしまうのが常です。必ずしもそうとは限りませんが、出来るだけ高く売りたいのであれば、時間に余裕を持って計画を立てるのが良いでしょう。

3種類の媒介契約

不動産屋さんに仲介(媒介)を依頼する場合、次の3つのタイプがあります。

  • 専属専任媒介契約
  • 専任媒介契約
  • 一般媒介契約

 

売り主はこの中から自分の意思で1つのタイプを選んで契約することになります。

 

専属専任媒介契約と専任媒介契約は、「専」という文字が入っていることから想像がつくかもしれませんが、1社の不動産屋さんにのみ、媒介を依頼するタイプの契約です。

 

一般媒介契約ですと、売り主は複数の不動産屋さんに依頼することができます。

 

不動産屋さんからすれば、自分のところだけに依頼してもらえる方が不動産を売りやすいです。他社も同時に売り出しているとなると、お金をかけて新聞広告を出したり、自社ホームページに掲載するということがしにくくなるからです。

 

そのため、複数の不動産屋さんに対して同時に依頼できる一般媒介契約の方が、一見すると売り主にとっては有利に見えますが、実際はそうでもないのです。

 

先に紹介した一括見積もりサービスを利用すれば、その時点で不動産屋さんは競争相手がいることになりますので、ふるいにかけることができます。

 

また、専属専任媒介契約と専任媒介契約の場合、1週間〜2週間に1度、売り主に状況報告をする義務を負っていますが、一般媒介契約の場合はそれが必要ありません。

 

一般媒介契約ではREINSへの登録義務もありませんので、自分の物件情報を多くの人に見てもらうこともできませんので、その意味でも不利な契約と言えるでしょう。そのため、媒介契約を結ぶ時は専属専任媒介契約か専任媒介契約のいずれかを選択するのが普通であると言えます。